大阪府の雨漏り修理・屋根工事・雨どい、瓦屋根、漆喰など修繕、葺き替え、カバー工法、屋根塗装、外壁塗装【株式会社ホームメンテナンス匠】

今回の工事現場レーポートは屋根の葺き替え工事です。

屋根に取り付けているのはスレート瓦と呼ばれている瓦で、アスベストが含まれています。

アスベストとは、天然に採取される鉱物の一種であり、石でありながら軽い綿状の性質を持つことから、石綿（せきめん／いしわた）とも呼ばれる物質です。加工しやすいことに加えて、耐火性・断熱性・電気絶縁性が高い性質があり、一時期は断熱材や保温材、防音材として建築物に多く使用されていました。

しかし、アスベストを吸入すると、肺がんや悪性中皮腫などの悪性疾患をはじめとした健康被害を引き起こすことも知られており、現在、日本では使用が制限されています。

今回、そのスレート瓦を使っていて、瓦による劣化も酷かったので、葺き替え工事を行いました。

まず、作業はスレート瓦の撤去から始まります。

一番上の棟から順番に釘を抜き、軒先の方に向かって撤去していきます。

次に屋根のレベル(水準測量用の機器で、水平な視準線から作業に必要な高さの基準を出すこと。 例えば壁面に水平基準をしるすこと)を合わせ、屋根の下地材を取り付けていきます。

下地材の取付が終わると、今度はルーフィングと呼ばれる防水効果のあるシートを取り付けていきます。

そしてもう片方も同じ工程で作業していきます。

ここまでが、屋根の下地工程作業になります。これで雨漏れの心配はありません。

次の工事現場レポートでは、屋根材の葺き替え作業を載せていきたいと思います。

今回、使用する屋根材はガルバリウム鋼板と呼ばれる材料です。最近よく使われている屋根材となります。

工事の内容、ガルバリウム鋼板ついては、次の工事現場レポートで説明させていただきます。

ここまでのご説明で不明な点、お悩みやご相談があれば、ホームメンテナンス匠まで一度ご連絡の方お願いいたします。