変わった屋根 大阪市 鶴見区 ホームメンテナンス匠 リフォーム

2020年10月3日更新

 

 

みなさんこんにちは!

 

以前にもご紹介したかもしれませんが

少しですが

世界の変わった屋根をご紹介します。

 

 

 

 
例えばオセアニア地域の南の島々である
ポリネシアやミクロネシアにも茅葺きの屋根があります。
写真はタヒチのモーレア島にある水上バンガロー。
ラグーン(礁湖)に建つホテルなので、軽量な屋根でないと不安定になってしまいます。
また南国では植物の葉や草で葺いた屋根が多く
、暑さ対策のひとつでもあります。
これらの屋根の家の中は風通しが良く涼しく過ごせます。
その土地の手に入りやすいもので、土地の気候に合ったものを作る。伝統の知恵ですね。
 
 
 
 
 
 
一方、寒い地域ではどうでしょう。
氷河の国ともいわれるアイスランドには古くからユニークな「芝生の家」があります。
この家の屋根には芝生が植えられていて、まるで地面から家が生えてきたかのよう。
究極のナチュラリストの家?とも思えますが、芝生の屋根には実用的な理由があります。
屋根に芝生を植え付けることによって、断熱効果を生み家の中を暖かく保てます。
厳しい寒さの国で暖かく快適に暮らすための工夫だったのです。
 
 
 
 
 
アイスランドに負けず寒い国、ロシアにも独特な屋根が存在します。
そういえば、ロシアの教会の玉ねぎのような形のドームが思い浮かぶかもしれません。
これは、クーポルというロシア独自のスタイルで、
その形からオニオンドームと呼ばれることもあります。
クーポルの形は、祈りが神のもとへ昇ることを象徴するろうそくの炎をかたどったもの。
教会のデザインには宗教的な意味がこめられていることもあるのです。
 
 
 
 
各地の屋根は各地の条件にあったもの
 
 
こうしたユニークな世界の屋根はいずれも各地の伝統的なもの。
日本の常識からすると風変わりに思えますが、
それは、各国特有の気候風土の中で快適に暮らしていく知恵や文化に根ざしていることがわかります。
一方、四季の変化がはっきりし、自然災害が多い日本では、
居住スタイルの変化や数々の大規模災害を経て屋根に求められるものが変わってきました。
 
では、現代の私たちの住環境に適した屋根とは、どのようなものでしょう?
日ごろの風雨はもちろん、猛暑の夏、冬の大雪を経て長持ちする耐久性や台風、
地震などに対する防災性を兼ね備えた屋根材が求められます。
コストパフォーマンスも良いことから、
ガルバリウム鋼板などの金属屋根はここ数年で広く普及しています。
 
 
現代の日本を代表する屋根材といえますね。
 
 
 
またの更新をお楽しみに!
 
 

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