雨漏りのサイン(屋根・外壁・雨染み)
2020年7月14日更新
今回は「雨漏りのサイン」についてご紹介します。
雨漏りというと普通は雨が直接当たる屋根からと考えがちですが実は屋根だけでなく外壁にも原因や問題があることも多いです。
屋根からの雨漏りの場合、その症状の多くは天井に現れます。
染み込んできた雨水は途中で含水したり遮るものがない限り下に向かって垂直方向に移動していきますので大抵の場合は天井に雨染みができます。
一方で外壁からの雨漏りは気付きにくいというのが現状です。
外壁からの雨漏りの場合は染み込んできた雨水は下に向かって垂直方向に移動していきます。
含水したり遮るものがない限り横方向には移動しないのでお部屋の壁に明らかに雨漏りの痕跡である雨染みができにくいのです。
外壁から侵入したきた雨水は防水紙でシャットアウトされます。
仮に防水紙を突破したとしても断熱材に含水されてしまい雨染みを作るまでに至らないことがほとんどです。
下の写真のようにお部屋の壁に明らかに雨染みと分かるような跡を残すには雨漏りが始まってからかなりの時間が経過しているか、一度に大量の雨水が侵入してきたかのどちらかです。
屋根も外壁も雨漏りする原因は共通で雨水が染み込んでくる隙間があるということです。
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